生地が手の動きを導く
バーレスクのグローブピール(Burlesque Glove Peel)とは、演出を加えながら手袋を脱ぐことです。この練習では、留め具のない、長くて伸縮性のある布製の手袋を使います。硬い素材や窮屈な指先、縫い付けられた装飾がある場合は、別の手の動かし方が必要になることがあります。そのため、ここで紹介する動きが、どんな衣装にも使える万能なテクニックというわけではありません。
手袋の上端は、指先ひとつよりも広くつかめます。そこを面でつかめば、引っ張る力がより広い範囲の生地に分散されます。脱ぐときに手袋が裏返ったり、しわになったりしてもかまいません。なめらかな状態を保つ必要はありません。抵抗を感じたら、力を強めるのではなく、いったん力を抜いてつかみ直しましょう。痛みやしびれ、手袋の端が食い込む感じがしたら、練習をやめてください。
ここでは、ほんの少し変化を加えるだけで、演出として十分な効果が得られます。たとえば、手袋を脱いだ手を見て、満足そうにしたり、戸惑ったりする様子を役柄に加えられます。そのために、ポーズを増やしたり、大きく移動したりする必要はありません。この反応を役柄に合わせてさらに考えたいなら、バーレスクの舞台上の人物像を作る方法が参考になります。
まずは片手だけを使い、この動作だけを練習しましょう。素材、立ち位置、手袋の置き場所を変えずに繰り返すと、動きの確認がしやすくなります。そうすれば、引っかかりが手袋によるものか、腕の動かし方の変化によるものかを見分けられます。




