どんな環境かで、見極められることが変わる
チューリッヒで初めて会うなら、会話と体を動かすことの両方ができる環境を選ぼう。にぎやかなダンスフロアでは、相手が音楽にどう反応するかはわかるものの、相談しにくくなる。一方、会話だけでは、ふたりで一緒にリズムをつかめるかはわからない。だから、まず音楽から離れた場所で短く話し、その後に簡単なダンスをするのがおすすめだ。
自由に繰り返し練習できる形式なら、チューリッヒのダンス練習会が合うかもしれない。一方、チューリッヒのダンスワークショップでは、レッスンに沿って進行する。ふたりで一緒に学ぶ様子は見られるけれど、好きなフィガーを自由に試したり、長く話したりはできない。どちらの場合も、出会いはあくまで試みであり、決まったパートナーになる約束ではない。
うまくいったフィガーだけで、ふたりの相性を判断しないようにしよう。フィガーの呼び方が違ったり、慣れないリードをされたりすると、最初は戸惑うこともある。より参考になるのは、行き違いのあとに落ち着いてやり直せるか、テンポを調整できるか、相手のストップを受け入れられるかだ。経験豊富な人でも、不快なほど強く引いたり、頼まれていないのに動きを直したりすることがある。反対に、ステップが少なくても、気配りがあり、わかりやすく踊る人もいる。だから、ターンに失敗したことより、そのあとのふたりの反応のほうが大切だ。







