ヴォーバンの事例はダンスと近隣コミュニティを結びつける
フライブルク・イム・ブライスガウでは、「ヴォーバン、五月を踊って迎える」が、近隣の人々が開くダンスイベントの具体例となっている。この催しの名前は、旧兵舎跡地にあるヴォーバン地区の自治運営型コミュニティセンター、Haus 037と結びついている。この事例は社会文化的なつながりの中に位置づけられる。ダンスは地区での共同生活と並ぶものであり、そこから切り離された単なるダンスサービスではない。
そのため、参加することの意味も変わってくる。こうした催しでは、参加者のダンス経験がそれぞれ異なっていても、開催カレンダーが一緒に出かけるきっかけになることがある。イベント名はまず、春の訪れを一緒に祝いたい人々に呼びかけている。共通のステップを知っていることは前提としていない。
近隣とのつながりが示すのは催しの枠組みであり、音楽の内容ではない。あなたが音楽に合わせて自由に体を動かすのか、ペアで踊るのか、指導付きの要素を体験するのかは、それぞれのイベントによって異なる。文化を一緒に楽しむことに関連する問いについては、別の文化的な枠組みではあるものの、聴くことと参加することの間にあるペーニャ・フラメンカの位置づけで扱っている。ここでのヴォーバンの事例は参照点であり、現在開催中のイベントの告知ではない。


