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事業運営6分

ダンススクールを成功に導く: 事業を軌道に乗せる方法

執筆: Bernhard De Luca更新日:

要するに
  • 経営が成り立つダンススクールでは、レッスンやサービスの料金に、準備や事務作業、あなた自身の労働時間も反映させる必要があります。
  • 初めて参加する人には分かりやすい入口が必要です。一方、既存のグループには、次に自分たちに合ったコースへ進む道筋が見える必要があります。
  • レッスン、申し込み対応、イベント運営の担当を明確にしておけば、場当たり的な対応だけに頼らずに運営できます。
  • 自分の教室や固定のチームがなくても、フリーランスの講師にも同じことが当てはまります。

レッスン中は、グループがついていけなくなったことにすぐ気づきます。運営では、同じようなずれが見えにくいまま長く続くことがあります。最初の問い合わせから受講開始まで、講座の売上と運営にかかる労力の間、イベントのアイデアと日々のレッスンスケジュールの間に生じるずれです。

定義限界利益

限界利益とは、各サービスが生み出す売上から、そのサービスに直接かかった費用を差し引いた後に残る金額です。共通の運営費用や事業利益の財源となります。

満員のクラスでも、運営を支えられなければならない

ダンススクールを成功させたいなら、レッスンと運営を一体として考える必要があります。クラスにかかるのは、スタジオで過ごす時間だけではありません。音楽の準備、メッセージへの返信、会場の準備、受講者の習熟度の記録も、提供するサービスの一部です。こうした作業を考慮しないと、参加者の多いクラスを、経営的に成り立つプログラムと取り違えてしまいます。

ここでは、あくまで仮定の計算例を挙げます。あるクラスの売上が600ユーロで、会場費とレッスンに直接かかる費用が240ユーロだとします。この場合、限界利益は360ユーロです。ここから、事務管理費や継続的な設備費などの共通費用を賄う必要があります。自分自身のレッスンにかける労働にも、他の人から請求書を受け取らない場合であっても、計算上の価値を設定する必要があります。この単純化した例には、税金や最終的な収支は含まれていません。

大切なのは、プログラムを成り立たせるために、どれくらいの稼働率が必要かを把握することです。 そのため、参加者数を少なく見積もったケースも計算してみましょう。そうすれば、満員のときだけ成り立つクラスなのか、それとも参加人数の変動に対応できるのかがわかります。専用のスタジオを持つダンススクールなら、共通の会場費を複数のプログラムに配分します。一方、フリーランスのダンス講師なら、たとえば都度の会場費や移動時間を考慮します。どちらの形態でも、売上、費用、手元に残る収支を分けて考える必要があります。

高齢者のグループがダンス講師と一緒にダンスレッスンに参加している様子
わかりやすい実演は、あとから個別に修正する手間を省き、同じグループ内でそれぞれの学習ペースに合わせる余裕を生みます。

適切な入口で、コースの流れをつなげよう

新しい生徒を増やすには、注目を集めるだけでは不十分です。興味を持ってから参加するまでの間を、あなたの教室の案内でつなぐ必要があります。サルサ (Salsa) を踊ったことがない人には、教室独自のコース番号だけでは内容が伝わりません。「予備知識は必要ありません。基本のリズムや体重移動、初めてのリードによる方向転換を学びます」のように説明すると、わかりやすくなります。コースが完結する形式なのか、進行中のグループに途中から参加できるのかも加えましょう。

すでに参加している人にも、次のステップがわかる案内が必要です。次のクラスは、受講した月数だけでなく、身につけた技術で選べるようにしましょう。たとえばサルサの中級クラスなら、音楽に合わせて安定した基本ステップを踏めることや、簡単なパートナー交代を無理なく行えることを参加条件にできます。そうすれば、次のクラスへの移行に専門的な根拠が生まれ、単なる延長のように感じられません。

ウェブサイト、ニュースレター、レッスンで伝える内容は一致させましょう。パートナー交代がレッスンの方針に含まれるなら、コースの説明でペアがずっと固定されるような印象を与えてはいけません。複数のダンスロールを教えている場合は、わかりやすく明記しましょう。内容を明確に説明すれば、クラスに合わない人の参加を防ぎ、講師もグループを進行しやすくなります。体験レッスンの感想や繰り返し寄せられる質問を参考に、わかりにくい表現を見直しましょう。そうすることで、入口の内容を変えないまま新しい宣伝を重ねるのではなく、外向けの案内と実際のレッスンを一致させられます。

無理のない進行を見極めるポイント

こうすればOK

  • 準備と後片付けの時間も費用の計算に含める
  • 必要なスキルに合わせてコース名を付ける
  • 申し込みとレッスンの内容をそれぞれ明確にする
  • イベントは個別に必要な労力を計算する

こんなやり方は避けよう

  • 費用として数えるのは、支払い済みのレッスン時間だけにする
  • 上級者を、参加した月数だけでクラス分けする
  • レッスンの最中に、運営に関する質問を解決する
  • 夜のレッスンが満員なら、自動的に利益が出たとみなす

申し込みのたびに私がレッスン中に対応することになれば、運営には仕組みがなく、グループには私の注意が行き届かなくなります。

ダンススクール経営者兼ダンスインストラクター

明確な役割分担が日々のレッスンを守る

ダンススクールの運営では、繰り返し発生する業務を個人の記憶に頼らないようにすることが大切です。各クラスについて、時間、部屋、講師、学習目標、休講時の対応を共通の流れに組み込みましょう。クラスの合間には、到着した人を迎え、質問に答え、部屋を移動するための時間も必要です。講師が同時に申し込み対応をしていると、次のレッスンが遅れて始まったり、十分な注意を払えなかったりします。

簡単な担当一覧を作れば、レッスン、連絡、会場の準備を分けられます。すべて自分で行う場合も、作業時間を分けておくと役立ちます。クラスごとの学習記録には、これまでに取り組んだ内容や、まだ不安が残っている点を書き留めましょう。そうすれば、代わりの講師も実際の進み具合に合わせてレッスンを続けられ、同じ内容を最初から繰り返さずに済みます。

イベントを開催する場合は、受付、音楽の担当、会場設営、終了後の片付けも加わります。そのため、ダンスパーティーの主催者にとって、会場が満員になることは評価の一要素にすぎません。当日のイベントは練習の機会になりますが、追加の作業や費用も発生します。音楽の使用、責任、イベントの条件は、場所や形式、あなたとの取り決めによって異なります。適切な保険については、担当する保険会社に相談しましょう。費用と労力を個別に計算すれば、イベント自体で採算が取れているのか、あるいはレッスン運営の一環として意図的に費用をかけているのかが分かります。

2つの運営形態、変わらない責任

会場

専用の会場、決まった時間枠

スタジオが、提供するレッスンに枠組みを与える

専用の会場があれば、継続的なレッスンの流れをつくり、定期的に人が集まる機会を設けられます。一方で、時間枠が空いていても会場費はかかります。そのため、レッスンや利用休止時間、イベントを組み合わせて、費用をまかなえる週間スケジュールをつくりましょう。

移動型

レンタルスペースで教える

提供できるレッスンは、利用可能な枠に応じて決まる

個人で活動する講師として、レッスンごとに適したスペースを利用できます。そのため、移動や準備、利用状況の変化が仕事の一日の流れに影響します。だからこそ、レッスン時間や移動、事前の調整を組み合わせて、安定して繰り返せる一週間の予定を立てましょう。

よくある質問

  1. 見込まれる収入を、直接かかる費用と共通の運営費の一部と比較します。レッスン以外にかかる時間も考慮しましょう。定員いっぱいの場合だけでなく、あらかじめ想定した参加者数が少ない場合も計算に入れてください。

レッスンを見つけてもらいやすくしよう

udansaにレッスンやイベントを掲載すれば、ダンスに関心のある人が地域別やスタイル別のページで見つけられます。自分の予約システムにリンクしたり、udansaで申し込みや支払いを受け付けたりできます。