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社交ダンス6分

パソドブレを学び、ペアで自信を持って息を合わせる

執筆: Bernhard De Luca更新日:

要するに
  • 社交ダンスでは、パソドブレ (Paso Doble) を行進のステップ、小さな方向転換、短いフィガーのつなぎで覚えます。
  • 息の合ったリードは、腕を引っ張るのではなく、体の動きと体重移動を合わせることで生まれます。
  • 行進曲らしいはっきりした雰囲気の音楽がよく合います。音楽の盛り上がりに合わせて、ふたりでポーズを決めることもできます。
  • ダンスレッスンや舞踏会なら、決まった競技用の振り付けや難しいフィガーがなくても、いくつかの確実なつなぎを覚えれば十分です。

ダンスフロアでは、大きな見せ場を作る余地はなかなかありません。だからこそ、このダンスは興味深いのです。短いつながりでも、二人が同じ方向を向き、同じ音楽の瞬間を捉えていれば、意志の感じられる踊りになります。

定義音楽のフレーズ

音楽のフレーズとは、ひとまとまりのメロディーの区間で、文のように明確な流れと終わりがあります。ダンスでは、個々の拍を超えて動きを組み立てるのに役立ちます。

行進のステップから、二人で歩む道へ

パソドブレは社交ダンスではラテンアメリカンダンスに分類されますが、音楽や表現の特徴はスペインに由来します。闘牛のよく知られたイメージが、その力強い表現を理解する手がかりになります。始めるにあたって、闘牛の役を演じたり、舞台のように踊ったりする必要はありません。位置づけの概要は、ラテンアメリカの社交ダンスで確認できます。

行進を基本にすると、二人それぞれがステップと体重移動をはっきりと意識できます。パソドブレの基本ステップは出発点であり、それだけで踊りの流れ全体になるわけではありません。前に進んだり方向を変えたりするときは、歩幅と二人の間隔を合わせる必要があります。

シンプルなつなぎ方として、短い行進のあとに二人で小さく方向を変え、再び行進する方法があります。これは練習のための構成で、決まった名前のフィガーではありません。二人が先の動きを終えて初めて、次の動きへスムーズにつなげられます。まだ前の足に体重が残っていると、安全に新しい方向へ移ることはできません。

カップル向けダンスレッスンでは、二人の動きを合わせる練習に取り組めます。パソドブレのフィガーをたくさん丸暗記するより、わかりやすいものを少し覚えてつなげるほうが効果的です。

大きく動けるスペースがないときは、音に合わせたアクセントも小さく抑えてかまいません。
大きく動けるスペースがないときは、音に合わせたアクセントも小さく抑えてかまいません。

音楽が行進曲にドラマチックな形を与える

典型的なパソドブレ (Paso Doble) の音楽は、2拍子で書かれていることが多く、はっきりと前へ進む行進曲のような特徴があります。印象的なアクセントや力強い金管楽器の音が、その特徴を際立たせます。テンポだけでは見分けられません。速いポップソングだからといって、パソドブレに適しているとは限りません。

始めるときに聴く曲は、次の伝統的な3曲だけで十分です。それぞれ異なる録音があり、テンポや長さが異なる場合があります。

  • España cañí: ドラマチックなコントラストがわかりやすい、よく知られたパソドブレの曲です。
  • Suspiros de España: メロディーが印象的なパソドブレで、長く続く音楽の流れを聴き取れます。
  • El gato montés: 同名の舞台作品から生まれた、印象的な行進曲の特徴を持つ有名なパソドブレです。

音楽のフレーズを意識すると、二人の踊りに大きなまとまりが生まれます。短く安定したポーズで山場を表現することもできますが、強い拍のたびにポーズを取る必要はありません。社交ダンスでは、曲の終わりが予想外に訪れたとき、まずは行進するように踊り続けても大丈夫です。

競技用の振り付けで決められた山場を表現するのは、別の学習目標です。パーティーで踊るなら、誰にでも当てはまると思い込んだカウントにポーズを合わせるより、実際に使う録音の曲の流れを把握するほうが役立ちます。

プレッシャーをかけずに、意志を持って踊る

そう、その調子

  • 足をコントロールして踏み込み、体重を乗せる
  • 体で次の方向への動きを準備する
  • 軸足でポーズを支える
  • スペースが埋まる前に、相手とのつながりをコンパクトにする

こんなことはしないで

  • 強い印象を与えようとして足を踏み鳴らす
  • 手でパートナーを角の向こうへ引っ張る
  • ポーズを決めるためにパートナーにもたれかかる
  • 障害物があっても、練習したコネクションを無理に続ける

二人が理解し合える小さな動きは、片方が一方的に押し通す大きなポーズよりも、意図がはっきり伝わります。

ダンスガイドを制作するudansa編集部

短いつながりで間違いが見つけやすくなる

初心者向けのパソドブレ(Paso Doble)では、決意の強さが力強さと混同されがちです。足を踏み鳴らすとステップは大きな音を立てますが、それだけで動きが明確になるわけではありません。同じ短い行進の動きを、できるだけ静かに一度練習してみましょう。そのとき体重がしっかり移動できていれば、床を強く踏まなくても動きに意志が感じられます。

もう一つよくある間違いは、方向転換で現れます。体がまだまっすぐ進んでいるのに、手だけが先に回ってしまうのです。音楽をかけずに、ゆっくりと移行の動きを繰り返してみましょう。リードする人は自分の動きで新しい方向を示し、フォローする人は引っ張られるのではなく、自分でステップを踏みます。腕に力を入れないとうまくいかない場合は、方向転換を小さくしましょう。

ポーズも、片方の人がもう片方の人に横から寄りかかると、二人のつながりを妨げることがあります。安定した姿勢で一緒に短く静止するだけで、練習には十分です。痛みや圧迫感は、表現に必要なものではありません。

パーティーで踊るパソドブレでは、スペースも条件に加わります。ほかのペアにぶつかる前に、二人のつながりを短くできる必要があります。このように調整できる点は、ダンスショーやその演出でおなじみの、あらかじめ振り付けられた演目とは大きく異なります。

二つの役割、ひとつの共通の動き

リード

方向を早めに示す

進む道筋を分かりやすく示す

リードする側として、これまでの動きがまだ分かりやすいうちに方向転換の準備をします。相手が体重を移す時間を確保し、実際の立ち位置に合わせて次の動きを調整します。

フォロー

自分で動きを行う

自分自身のバランスを保って応える

フォローする側として、示された方向を受け取り、自分で一歩を踏み出します。次のつながりを先読みする必要はありませんが、つながりを意識して保ち、二人で静止するときも自分の足で立ち続けます。

よくある質問

  1. 一人でも音楽を聴きながら練習したり、体重移動をコントロールしたりできますが、二人で踊るためのリードには相手が必要です。一人で練習すると、一歩踏み出したあとに安定して立てているかを確認できます。二人で踊って初めて、方向を示す合図が相手に伝わり、十分なスペースを保てているかがわかります。

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