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スタンダードダンス6分

ワルツを学ぼう:2種類のワルツ入門

執筆: Bernhard De Luca更新日:

簡単に言うと
  • スローワルツ (Langsamer Walzer) とウィンナ・ワルツ (Wiener Walzer) はどちらも三拍子ですが、テンポや動きは大きく異なります。
  • スローワルツでは落ち着いた体重移動を学び、ウィンナ・ワルツでは連続した回転が中心になります。
  • 無理なく始めるには、基本の動きをいくつかに絞り、曲に合わせながらペアでわかりやすく意思を伝え合うのがおすすめです。
  • 舞踏会や結婚式で踊るなら、選んだ曲によって必要なワルツも変わります。

ゆっくりした練習曲は心地よく感じられても、舞踏会でワルツ(Waltz)を踊ると、音楽に置いていかれることがあります。その違いには理由があります。名前だけでは、音楽がどんな動きを求めているのかまではわからないのです。

定義小節

小節とは、楽曲をリズムに沿って区切る、繰り返し現れる拍のまとまりです。ワルツ (Walzer) では、このまとまりに3拍が含まれ、通常は1拍目が強調されます。

二種類のワルツが、踊り始める方向を示してくれる

ワルツはスタンダードダンスの一つです。この名前が指すのは、ここでは二つのダンス、スローワルツ (Langsamer Walzer) とウィンナ・ワルツ (Wiener Walzer) です。どちらも一小節に三拍あります。しかし、拍子が同じでも、動きが同じというわけではありません。そのため、ワルツを習いたいなら、まずどちらのワルツを指しているのかを知っておく必要があります。

スローワルツでは、重心を移すたびに、より多くの時間をかけられます。フロアを流れるように移動する動きと、目に見える上下動が特徴です。ウィンナ・ワルツはずっとテンポが速く、途切れることのない回転と、フロアを前進していく動きが際立ちます。単にスローワルツを速くしたものとして扱うと、見当違いになってしまいます。

目安として、スタンダードダンスのレッスンでは、スローワルツは1分あたり約30小節、ウィンナ・ワルツは約60小節で踊ることがよくあります。数えるのは拍ではなく小節です。一小節には三拍あります。レッスン以外の音源では、テンポが異なる場合があります。

スローワルツでは、二人で踊る動きをじっくり感じ取ることができます。ウィンナ・ワルツは、特にクラシックな舞踏会で踊られます。どちらも結婚式で踊られることがありますが、そこで大切なのは実際に使われる音楽です。だから、最初にどちらを習うかは、ワルツという名前だけでなく、ダンスの種類と踊る場面に合わせて決めましょう。

始めたばかりの人には、床での回転を妨げず、足元をしっかり支える靴が必要です。
始めたばかりの人には、床での回転を妨げず、足元をしっかり支える靴が必要です。

ステップと音楽は異なる課題を解決する

ステップの順序は、足をどこへ動かすかを教えてくれます。音楽は、その動きをいつ行うかを教えてくれます。始めたばかりの頃は、この2つの課題を混同しがちです。足の位置は覚えていても、拍に遅れてしまうことがあります。だからといって、必ずしも新しいワルツのステップが必要なわけではありません。

ワルツ (Walzer) の基本では、1小節の中で3歩踏むことがよくあります。音楽のアクセントは、たいてい最初の拍にあります。それでも、3つの拍はそれぞれ独立した停止ではありません。動きは途切れずにつながるものです。また、足の順序だけでは、どれくらい移動するのか、複数のステップを通して回転がどう進むのかまではわかりません。

そのため、わかりやすく始めるには、4つの学習分野を分けて考えます。ステップは動きの材料を与え、音楽はタイミングの目安を与えてくれます。実際の場での練習ではダンスフロアでの立ち回りを身につけ、一緒に練習することで相手との呼吸を合わせます。これらの課題を、最初からすべて完璧にこなす必要はありません。

標準的なコースでは、見本を見て、繰り返し練習し、フィードバックを受けることで、各分野をつなげていきます。大人に合ったダンスコースのガイドでは、さまざまなコース形式を紹介しています。ワルツを始めるなら、まずは基本のレパートリーを絞るのがおすすめです。音楽に合わせてもそのステップを思い出せるようになってから新しいフィガーを加えれば、覚える負担を増やすのではなく、踊りの幅を広げられます。

自分に合った始め方を見つけるポイント

そう、その調子

  • すでに習ったワルツ(Walzer)のテンポに合わせる
  • 最初の動きを拍子の始まりに合わせる
  • ふたりで小さく一緒に動いてみる
  • フロア全体を使えるよう、シンプルな動きを用意しておく

これはNG

  • 三拍子の曲をすべて同じ速さで踊る
  • 曲が再開するたびに、小節の途中から適当に始める
  • 腕でパートナーを行きたい方向へ引っ張る
  • スペースに関係なく、決まった流れを通す

踊りを中断したあと、二人で息を合わせて再び踊り始められることは、舞踏会ではフィガーを一つ増やすよりも役立ちます。

スタンダードとラテンのダンス講師

踊る場面によって、安全な踊り方の意味は変わる

自由に練習できる場所ならうまく踊れる振り付けも、舞踏会ではスペースが足りないことがあります。スタンダードダンスは基本的に、フロアを反時計回りに進みます。そのためワルツ (Walzer) では、踊り始めだけでなく、動きを小さくしたり止めたりする方法も必要です。安全に踊れているかどうかは、振り付けの長さではなく、ほかのペアとうまく踊れるかでわかります。

広いフロアがある結婚式なら、準備した振り付けがうまく合うこともあります。舞踏会では、ほかのペアが速度を変えたり、通れる場所が狭くなったりするため、臨機応変に対応することがより大切です。学校の卒業記念舞踏会に向けては、卒業記念舞踏会の準備で、ダンスコースを祝賀会までのスケジュールにどう組み込むかを説明しています。

一緒に学ぶことにも、それならではの役割があります。リードする人は、ペアのつながりを通して動く方向やタイミングを伝えます。フォローする人は、押されたり引かれたりするのではなく、自分で動きながら相手に合わせます。こうした役割は性別に結びついたものではありません。

決まった相手と始めるなら、カップル向けダンスコースから始めるのがおすすめです。まずは、短くて何度も繰り返せるダンスを、落ち着いて踊り直せるようになることを共通の目標にしましょう。そうすれば、音楽、動き、またはふたりの意思疎通のどこにもっと注意が必要かもわかります。

ワルツを学ぶべき2つの理由

シチュエーション

特定の曲に合わせて踊れるようになる

結婚式や舞踏会に向けた、無理のない目標

曲の音源と長さを基準に準備を進める。ふたりで始まりと終わりも考えられれば、いくつかの動きだけで十分なこともある。

レパートリー

さまざまな音楽に合わせて踊る

定期的なダンスナイトへの第一歩

2種類のワルツ(Walzer)を、さまざまな曲に合わせて学んでいく。テンポに合った動きや、休憩のあとにまた踊りに戻る感覚が身についていく。

よくある質問

  1. 一人でもリズム感や自分の体重移動を練習しておけるけれど、ペアでの息の合わせ方は一緒に学ぶもの。相手がいないと、自分の動きがタイミングよく伝わっているかは分からない。だからソロ練習はペアレッスンの補足にはなるけれど、一緒に踊ることの代わりにはならない。

ワルツを始めるためのスタンダードダンスコース

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あなたのワルツには相手が必要

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