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タップダンス用品5分

タッププレート、固定方法、シューズが音をどう形作るか

執筆: Mary De Luca更新日:

要するに
  • 前足部プレートとヒールプレートは、形状や接地面、靴との接続方法によって異なる音色を生み出します。
  • 取り付け方は振動に影響します。ネジが緩んでいても、タップ音が良くなるとは限りません。
  • 同じプレート一式でも、ソールやヒール部分、床によって聞こえる音は変わります。
  • プレートを交換する際は、プレートの輪郭、ネジ穴の配置、取り付け方式、そして十分な強度のある下地が、靴のモデルに合っている必要があります。

明るく澄んだクリック音は店頭では魅力的に聞こえても、レッスンではまったく違った印象になることがあります。金属プレートを音を生み出すシステムの一部として捉えれば、交換に過度な期待をせず、音の出どころをより正確に見極められます。

定義取付穴の配置

取付穴の配置とは、タッププレートの固定穴の位置と間隔を指します。交換用プレートが靴の所定の取付位置に合うかどうかも、この配置によって決まります。

音は金属だけでなく、接触によって生まれる

タッププレートは、床に当たって初めて音が鳴ります。そのとき、金属、靴のパーツ、床面が一緒に振動します。プレートの素材、厚さ、形状はこの過程に影響しますが、「大きいほど音が大きい」「重いほど音が低い」といった単純な法則はありません。接触時間によっても、短いクリック音になるか、長く余韻の残る打音になるかが変わります。

前足部のプレートは足の前方部分の下に、ヒールプレートはかかとの下にあります。輪郭や接地の仕方がそれぞれ異なります。また、それぞれの後ろには靴の異なる部分があります。そのため、似た素材のプレートでも、音色が大きく異なることがあります。

動きによっても音をコントロールできます。エッジをかすめるように当てる場合と、面で着地する場合では、音が異なります。力を強くすれば、音の輪郭がはっきりするとは限りません。ストンプとブレイクを含むタイムステップのような一連のステップでは、接触音がそれぞれ独立したリズムとして聞こえることが何より大切です。ひとつの音が響きすぎると、次の打音に重なって、かえって全体が不明瞭になることもあります。

見えている裏側から構造は分かりますが、録音ひとつだけでは音を確実に判断できません。
見えている裏側から構造は分かりますが、録音ひとつだけでは音を確実に判断できません。

固定方法がプレートと靴本体をつなぐ

タッププレートの固定は、金属を靴に取り付けるだけではありません。プレートの接地の仕方や、振動がソールやヒール部分にどう伝わるかも左右します。モデルによって、ネジやリベット、専用の支持構造が使われます。これらのシステムは、自由に互いを置き換えられるものではありません。

構造上、プレートの全面がソールに直接接していないものもあります。ただし、設計上の反りや隙間は、ネジが緩んでいる状態とは異なります。固定が緩んだ状態は、意図的に音を調整する方法ではありません。余計な音が発生したり、プレートの位置が変わったり、固定面が傷んだりするおそれがあります。

靴本体も音に影響します。ソールの素材やヒール部分の構造が異なれば、振動の伝わり方や吸収のされ方も変わります。そのため、同じタッププレート一式でも、靴のモデルが違えば必ずしも同じ音になるとは限りません。素材だけで一律に優劣をつけるのは適切ではありません。重要なのは、構造全体です。

ここから、アイリッシュダンス (Irish Dance) との違いもわかります。アイリッシュダンスのハードシューズは、音を出すつま先部分やヒール部分の構造が異なり、タッププレートを単純に交換して使うものではありません。そのため、アイリッシュダンスのレッスン用シューズは、独自の装備システムに属します。

適切な交換用プレートの見分け方

こうすれば正解

  • プレートの輪郭が、想定された接地面に沿っている
  • 穴の配置が、シューズの固定システムに合っている
  • 固定具が、十分な強度のあるシューズの土台に取り付けられている
  • 音を比較するときは、同じ床面と足の接地条件を使っている

こうではありません

  • 板が靴の縁からどれだけはみ出しても構わない
  • 外形が似ていれば、穴の位置も合う証拠になる
  • 新しいネジで傷んだ下地を補える
  • 別々の部屋で撮影した写真を直接比較できる

プレート一式は、靴とは無関係に音を出すわけではありません。聞こえる音は常に、金属、取り付け方、床面の相互作用によって生まれます。

udansa編集部

交換には機械的な適合性が必要

交換用プレートは、取り付ける面に合っていなければならない。外形だけでは不十分で、穴の位置や固定方式、必要に応じて対応するスペーサーも適合性を左右する。そのため、プレートの一般的なサイズだけでは、靴に取り付けられるかどうかを確実には判断できない。

適切に取り付けるには、プレートの下に十分な強度のある素材が必要だ。固定箇所が摩耗していても、新しいプレートに似た位置の穴があるだけでは、再びしっかり固定できるようにはならない。ネジなどの固定部品は、その構造に適したものでなければならない。寸法が合わないと、固定が不十分になったり、靴の内側まで突き出たりするおそれがある。交換する前に、交換用セットが適しているか、固定箇所がどのような状態かを専門家に確認してもらおう。

機械的に適合するものに交換しても、望みどおりの音になるとは限らない。これまで使っていた靴の本体も音に影響する。さらに、床の影響もある。木の床と、硬くてほとんどたわまない床とでは、反応が異なることがある。部屋の音響やマイクによっても、聞こえ方は変わる。

そのため、音をきちんと比較するには、できるだけ同じ靴の構成、床、打ち方で試す必要がある。異なるダンサーの動画を別々の条件で見ると、複数の要因を同時に比べることになる。交換用セットで音色は変えられても、部屋や足の使い方まで置き換えることはできない。

一足の靴にある二つの音響面

前足部

短い接触と滑らせる打音

前足部の下にあるプレート

擦るような動きや短く触れる動きでは、前足部のプレートから音が出ることがよくあります。縁だけが当たるか、より広い面が当たるかによって、音色が変わります。この多様さは音楽的な表現の一部であり、プレートが不均一であることを示すものではありません。

ヒール

金属の奥にある、もうひとつの身体

ヒールのプレート

ヒールプレートは靴の別の部分に取り付けられているため、異なる音色を生み出せます。ヒールで踏む音は、一連のステップに独自のアクセントを加えます。音楽的に明瞭であるために、前足部で踏む音と同じように響く必要はありません。

よくある質問

  1. いいえ、タップシューズのプレートはすべてのモデルで共通して使えるわけではありません。見た目が似ていても、輪郭や穴の位置、取り付け方式が異なることがあります。そのため、前足部用プレートかヒールプレートかという名称だけでなく、シューズのモデルに合うかどうかで選ぶのが確実です。

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