名前が表すのは一つの考え方であり、固定された基準ではない
ミュンスターでエクスタティック・ダンス (Ecstatic Dance) と紹介されている催しを見かけたら、まずは音楽に合わせて自由に踊る形式だと考えられる。会話をしないダンスの時間、アルコールを控えること、意図をもって構成された音楽の流れが含まれることも多い。こうした特徴は広く見られるけれど、その名前だけで、どこでも同じ内容や進め方が保証されるわけではない。また、特定のスピリチュアルな方向性があるとも限らない。
参加する前に、udansaに掲載された説明を読み、コミュニケーション、接触、靴、進行について確認しておこう。大切な点が書かれていなければ、まとめて主催者に尋ねてみよう。これで、体験に直接影響するポイントを確認できる。たとえば、自由に体を動かすよう案内されていても、参加者同士の交流が想定されているのか、それとも接触はしないことになっているのかまでは分からない。
説明のあるルールとともに始まるあいさつ、案内に沿って場に慣れる時間、音楽がすぐに始まる形式など、進め方にも違いがある。最後に静かな時間を設けたり、希望者同士で交流したりすることもあるけれど、必ず含まれるわけではない。大切なのは、どの要素が共通の約束として説明されているかだ。オープンさやつながりといった響きのよい言葉だけでは、接触に関する境界も、分かりやすい時間の枠組みも示されない。




