コンセプトは進行表ではなく、体験を描くもの
イベントコンセプトは、特定の人々と、その人たちにとってわかりやすい内容を結びつけます。「誰でも参加できるフォホー(Forró)の夜」では、参加者に基礎知識が必要なのか、レッスンがあるのか、それとも自由に踊るだけなのかがわかりません。一方、「未経験の成人向けフォホー入門、ガイド付きのペア練習と希望者のみのパートナーチェンジあり」なら、あとから運営上の判断を導き出せる体験を描けます。
このイベントのターゲット層は、あなたの顧客全体を反映している必要はありません。経験豊富なカップルが大半を占めるダンススクールでも、あえて一人で参加する人向けの入門イベントを提供できます。あなたのダンススクールが継続的に重視するターゲット層は指針になりますが、このイベントについての個別の判断に取って代わるものではありません。
決めることはすべて、約束した参加の形に合っていなければなりません。ガイド付きの入門イベントでは、経験豊富な参加者が自分たちで踊る集まりとは異なる学習課題が必要です。同様に、文化的背景の解説やデモンストレーションを予定しているなら、見学もそれ自体がひとつの参加方法です。見学だけを希望する人が、練習相手としてうっかり予定に組み込まれないようにしましょう。
アフリカ、アジア、ラテンアメリカのダンス文化を取り上げる場合は、大まかな出自のカテゴリーではなく、具体的なスタイルを挙げましょう。アンゴラとのつながりを示すキゾンバ(Kizomba)入門と、北インドの文脈を踏まえたカタック(Kathak)入門は、異なる内容です。イベントを実施する際には、コンセプトがイベント運営の準備の土台になります。時間や料金は、まだこの草案には含めません。


