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事業リスク6分

ダンススクールに合った保険を検討

執筆: Mary De Luca更新日:

要点
  • ダンススクールのリスクを、第三者への損害、自分の所有物への損害、収入減少の可能性に分けて整理します。
  • 自分の施設、出張レッスン、イベントについて、それぞれ業務内容、関係者、設備を具体的に説明する必要があります。
  • 補償内容の確認には、契約書類、過去の損害状況、経営に関する情報、特別なサービスの明示も必要です。
  • 保険で補償されるかどうかは、合意した条件や免責事項に加え、あなたの事業に対する拘束力のある確認によって決まります。

ウェブサイトには「ダンスレッスン」とだけ書かれているかもしれません。日々の業務では、機材を運搬し、外部の会場を利用し、練習会を開催しています。こうした違いによって、あなたの事業に伴うリスクをどれだけ正確に説明できるかが決まります。

定義補償範囲の確認

補償範囲の確認とは、具体的に記載されたリスクや損害事象が、特定の保険契約の補償対象となるかを判断することです。契約で定められた補償範囲と条件が判断の基準となります。

3つのリスク領域は、それぞれ異なる損害に関わる

ダンススクールの保険を考えるうえで、まず重要なのは、誰が被害を受け、その後何が不足するのかです。指導中のターンで誰かが転倒すると、あなたの事業に対して損害賠償請求がなされる可能性があります。あなたに賠償責任があるかどうかは、具体的な状況と適用される法律によって異なります。一方、自分の音響機器が破損した場合は、自分の所有物に関わる損害です。損害の発生後にレッスンを休講すると、さらに経済的な損失が生じる可能性があります。

これらの損害は互いに関連しますが、同じものではありません。たとえば、スピーカーの修理費が補償されても、レッスンで得られなかった収入まで自動的に補償されるわけではありません。反対に、他人の機材を破損したことによる請求は、自分の備品の損害には当たりません。不当な請求への対応も、契約内容によっては賠償責任保険の補償に含まれることがあります。

そのため、「ダンス講師向け職業賠償責任保険」や「ダンススクール向け事業賠償責任保険」という呼び方は、あくまで最初の目安です。契約で定められた業務範囲の説明に代わるものではありません。名称やその区分は、国や契約によって異なる場合があります。

内容を整理するには、第三者への損害、自分が所有または預かっている物への損害、休業による経済的損失を分けて考えます。ダンススクールの開業に関する一般的な計画は、事業運営の枠組みとなるものであり、補償を約束するものではありません。

設営時には自分の物と借りた物が混在しがちです。どれが誰の物か分かるようにしておくと、後で損害を証明しやすくなります。
設営時には自分の物と借りた物が混在しがちです。どれが誰の物か分かるようにしておくと、後で損害を証明しやすくなります。

レッスン場所によってリスクの説明は変わる

自分のスタジオでは、固定設置の鏡、移動可能な機材、他人の所有物が必ずしも同じカテゴリーに属するとは限りません。「自分の施設」も借りている場合があります。そのため、自分の所有物、借りているもの、一時的に預かっているだけの物品を説明してください。施設を利用できるかどうかは、ダンス教室の施設の選定と確認で扱う別のテーマです。

出張レッスンでは、場所の移動も加わります。機材が一時的に車内や他人のホールに置かれたり、一時保管されたりします。固定の場所での補償内容から、こうした状況も対象に含まれるとは限りません。また、レッスンだけを行うのか、機材の設置や他人の技術機材の操作も行うのかも重要です。

ダンスイベントでは、あなたの役割が特に重要になります。自分で主催するのか、レッスンを請け負うのか、それともゲスト講師として参加するのか、これらは同じ意味ではありません。そのため、ワークショップに続いて一般公開のダンスパーティーを行う場合、レッスンとしてだけ記載するべきではありません。

リスクの説明には、ダンスの種類やレッスン内容も含まれます。ペアダンス (Paartanz)、子ども向けレッスン、指導のもとで行うリフト技は、それぞれ異なる状況を表します。そこから独自のリスク評価を導き出す必要はありません。実際に提供している活動を、混同のないように記載すれば十分です。

一括りの決めつけではなく、具体的な情報を

このように記載

  • 備品リストでは、所有物と借用品を分けて記載する
  • 出張レッスンの場所と、各場所で行う活動を明記する
  • 自主開催のイベントと、依頼を受けて行うレッスンを区別する
  • 休業が発生するケースについて、原因と経済的影響を説明する

こうするのはNG

  • すべての機器を、自分のスタジオ設備としてまとめる
  • 活動場所として事業所の住所だけを記載する
  • すべての依頼を一律にダンスレッスンと記載する
  • すべてのキャンセルを保険対象となる収入減として扱う

「ダンスレッスン」という呼び方だけでは、その技術が誰のものなのか、誰がその夜のイベントを主催するのかまではわかりません。

udansa ダンス事業者向け編集部

役立つ資料は事業全体を説明する

保険相談の資料は、実際の業務内容と現在の契約を結びつけるもの。商品名を並べるのではなく、確認できる情報が必要。次のような内容を簡潔な一覧にまとめられる。

  • 事業と人員: 契約者、事業形態、指導にあたる講師、従業員、自営業の協力者、それぞれの役割。
  • 業務と場所: 定期的に提供するサービス、対象者、特別なレッスン内容、出張業務、イベント、事業を行う国。
  • 物品と契約: 所有物、賃借物や借用品、その価値、輸送経路、会場の貸主や依頼主との取り決め。
  • 経済的な影響: 実際の売上、発生し続ける費用、考えられる業務中断と、それぞれの原因。
  • 現在の補償内容: 保険証券、約款、追加条項、把握している過去の損害と、その概要。

これらの資料を資格のある保険アドバイザーに確認してもらい、具体的な補償内容について保険会社から正式な確認を得よう。契約によっては、補償対象者、補償地域、免責事項、自己負担額、保険金の上限が関係する場合がある。「ダンススクールは補償対象です」という一般的な説明だけでは、こうした点への答えにはならない。

記録してある内容から変更があれば、たとえば新たにリフト技を取り入れた場合や、イベント会場を変更した場合も記載しよう。それによって追加の契約上の要件が生じるかどうかは、約款によって異なる。一覧は、整理されたダンススクール運営管理にバージョンの日付を付けて保存すれば、古い情報が気づかれないまま現在の事業内容として使われるのを防げる。

同じ事業を二つの視点から

継続性

定期的なスタジオ運営

繰り返し行う業務と常設の設備

継続して提供している講座の内容から、定期的に起こりうるリスクがわかります。備品の記録と、明確に説明された指導モデルによって、その基盤を具体的に把握できます。定期開催の講座にも、子ども向けグループやアクロバットを含む内容など、特有の特徴がある場合があります。

例外

追加の依頼

新しい場所、異なる役割、借り物

外部でのワークショップやダンスイベントは、いつもの活動とは異なる状況をもたらします。依頼主やレンタル機材、主催者としての役割は、日常とは異なる場合があります。個別の説明を用意すれば、定期レッスンについて改めて説明することなく、こうした違いを明確にできます。

よくある質問

  1. スペースを借りているだけでは、あなたの活動が保険の対象になるかどうかはわかりません。貸主が加入している賃貸物件向けの保険は、あなた自身の利益とは異なる内容をカバーしている場合があります。あなたの事業については、借りた物の損害、持ち込んだ設備、レッスンに関連する賠償請求をそれぞれ分けて確認することが大切です。

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