リフトアップの前の見えないつながり
華麗なリフトアップを見たことがある人なら、その裏には純粋な筋力があると思いがちです。しかし、パートナーアクロバットの現場では、成功か失敗かを分けるのは全く別の要素、つまりリフトアップの瞬間の正確なコンビネーションです。動きが完全に同時でなければエネルギーは逃げてしまい、技は重くコントロールが効かないものになってしまいます。鍵となるのは、呼吸の合わせ方と正確で共通のリズムです。ベースとフライヤーが全く同じ瞬間に動いた時だけ、優れたアクロバットの証である無重力感が生まれるのです。
ダンスにおけるシンクロしたジャンプは、相手を繊細に感じ取ることから始まります。身体的な力を使う前に、両方のパートナーが同じテンポを心に刻まなければなりません。この感覚を養うには、例えばダンスの精度を高めるカニンガム・テクニックで教えられているような、動作コーディネーションの基礎に集中することが役立ちます。事前の準備が阿吽の呼吸で機能して初めて、力をロスすることなく空中の動作へと移行できるのです。








