プログラムが踊れるレパートリーを決める
カールスルーエで舞踏会に備えるダンスコースを受けるなら、招待状は出発点にはなるけれど、レッスン内容の完全なリストではありません。「スタンダードとラテン」はダンスのジャンルを指すもので、決まった順番を示すものではありません。一方、ウィンナ・ワルツ(Wiener Walzer)が明記されていれば、具体的な学習目標になります。紙面に「ダンス音楽」や「ライブバンド」としか書かれていない場合、そこから確定したレパートリーを導き出すことはできません。すべてのダンスを念のため予定に入れるのではなく、こうした情報は未確定として記録しておきましょう。
挙げられているダンスと、その中で踊れるようになりたいフィガーを分けて考えましょう。スローワルツ(Langsamer Walzer)なら、まずは短い基本ステップと無理のない方向転換ができれば十分かもしれません。ウィンナ・ワルツはテンポの速い三拍子なので、別途準備が必要です。フォックストロット(Foxtrot)とスローフォックストロット(Slowfox)も、置き換えられるレッスン内容ではありません。基本技術も動きの組み立て方も異なります。
そのため、リストには「ダンス」「すでに安定してできる動き」「次に学ぶこと」の3項目を用意しましょう。「ワルツは知っているが、拍子が変わると止まってしまう」のほうが、「スタンダードを復習する」より役に立ちます。3拍目のあとも止まらずに踊るワルツの練習がぴったりです。プログラムにウィンナ・ワルツが明記されているなら、後から後退するクローズド・チェンジを個別の学習項目にできます。残っているのが小さな苦手分野だけなら、目標を明確に絞ることでプライベートレッスンの計画にも役立ちます。目標がなければ、短い準備期間がまとまりのないフィガーの寄せ集めになってしまいます。






