舞踏会では、状況に応じてルールが変わる
ウィーンの舞踏会に参加するときは、簡単に区別して考えるとよいでしょう。プログラムの最中は観客として過ごし、自由に踊る時間には、みんなで動くスペースを共有します。そのため、観覧に適した場所が、踊り始めるのに適した場所とは限りません。入口や狭い通路、出演中のペアのすぐそばに立っていると、誰かに触れていなくても進行の妨げになることがあります。
「さあ、ワルツを!」という掛け声は、ウィーンの舞踏会に受け継がれてきた文化の一部です。どう振る舞うかを決めるのは、すでに音楽が流れているかどうかではなく、主催者からの開始の合図です。オープニングプログラムにダンスが含まれていても、まだゲストが踊れる状態とは限りません。拍手は演目が終わってからにしましょう。アナウンス中は会話を控えます。
ダンスへの誘いは、そのダンスに限ったもので、夜の残りの時間まで自動的に含むものではありません。この考え方があれば、まだ知り合っていない人との出会いも気軽なものになります。知り合いを作る機会については、ウィーンでダンス仲間を見つける方法のガイドで紹介しています。みんなで踊る、指導付きのダンスでは、自分なりの工夫よりもアナウンスに従いましょう。カドリール(Quadrille)の並び方と動き方についての個別ガイドでは、踊りの進行方法を説明しています。舞踏会の夜全体におけるマナーを扱うものではありません。




