思い出せない部分を狙って補う
この順序を見ると、どこでまだ助けが必要なのかがわかります。始めるとき、二つのフィギュアの間、または中断したあとです。5つの練習を一度にすべて終わらせる必要はありません。見本なしでは先に進めない最初の箇所に取り組みましょう。始め方がしっかり身についていても、次の動きにつながる部分を思い出せるとは限りません。
つまずいたら、まずは落ち着いて立ち止まり、次の部分を言葉にしてみましょう。名前だけが思い出せないなら、覚えている開始姿勢から始められるかもしれません。一方、動き方そのものを思い出せないなら、もう一度説明や実演を見て確認する必要があります。そのあとは、自分で試す前に実演を終えてもらいましょう。理解できていないステップを当てずっぽうで動いても、身についたことにはなりません。
特に参考になるのは、フィギュア同士のつなぎ方です。追加ステップを挟まずにつなぐフォックストロット(Foxtrott)のフィギュアや、直接つながるルンバ(Rumba)のフィギュアでは、ひとつのフィギュアの終わりの姿勢が、すでに次のフィギュアの始まりになっています。だから、二つのフィギュアを別々に思い出すだけでなく、そのつなぎ方を練習しましょう。
ペアで踊るときも、リードとフォローの役割は保ちましょう。フォローする側は、自立していることを示すために、決められたフィギュアを先回りして踊る必要はありません。リードする側が流れを思い出して、いつもの合図を出し、フォローする側は講師を見ずにそれに合わせます。二人とも心地よいつながりと、十分なスペースを保ちましょう。




