録音を切り替えると気が散る要素が見えてくる
上位の曲ではすっきりしたボーカル録音が多く、下位になるほどソロや音の厚いオーケストラのパートが目立つ。これは音楽の質を評価するものではない。練習では、印象の強いアレンジよりも控えめな伴奏のほうが役立つことが多い。このリストにも、終始アクセントのない曲は含まれていない。
2つの録音を選び、慣れたステップの流れを3回踊ってみよう。最初はすっきりした曲、次は音の厚い録音、最後にもう一度最初の曲に合わせる。その間、ステップもふたりで決めたフロア上のルートも変えない。そうすれば、管楽器の音が注意をそらすのか、それとも音楽とは関係なく同じところで不安になるのかが見えやすくなる。疲れて動きが変わる前に試すのを終えよう。
この順番は、どのテンポが自分に合うかを示すものではない。その判断については、クイックステップの速度と練習用音楽(Quickstep)のガイドで解説している。8曲すべてを続けて踊るのではなく、こうした聴き比べは数回の短い練習に分けて行おう。レッスンの合間の練習を組み立てるには、次のダンスレッスンまでの練習計画が参考になる。

