音楽は止まっても、内なる拍は進み続ける
ブレイクとは、音楽がはっきりと中断したり、音が薄くなったりすることです。バンド全体が演奏を止めることもあれば、いつものドラムの拍だけが消えることもあります。歌声やひとつの音だけが残る場合もあります。つまり、音楽の区切りを聴き取るために、完全な静寂を待つ必要はありません。
音楽の拍、パターン、目に見える動きは分けて考えることが大切です。パターンにはそれぞれの進行があり、ブレイクが必ずその最後のカウントに来るとは限りません。音楽の拍を見失わずに、動きを小さくすることはできます。この練習では、慣れたパターンが休止の前に終わる入り方を意識して選びます。まずは、パターンの途中やターンの最中に止まることを避けられます。
手だけでブレーキをかけることはできません。リードする側は、自分の動きを早めに小さくします。フォローする側は、慣れたパターンを先取りせず、その変化に気づける状態を保ちます。リンディホップ (Lindy Hop)における弾力のあるつながりは、体の動きと腕で引っ張ることの違いを考えるうえで参考になりますが、ウエストコーストスウィング (West Coast Swing)の技術の代わりにはなりません。
ブレイクが聴こえても、必ず止まる必要はありません。バランスやタイミングが合わないときは、落ち着いて踊りを終えるほうがよい選択です。


