同等の選択肢が社会的なプレッシャーを和らげる
アウクスブルクでの職場の宴会では、主に仕事を通じて知り合った人たちが集まります。そのため、ダンスへの誘い方も変わってきます。「みんなで参加しましょう」という何気ない一言も、上司から言われると断りにくいことがあります。踊らないことについて説明しなくてもよいとき、初めて「自由参加」が本当の意味を持ちます。そのため、テーブルでの会話も、音楽に合わせて体を動かすことと同じように、夜の過ごし方のひとつにしましょう。
それぞれの過ごし方ができる場所を隣り合わせにしつつ、音の環境は分けましょう。ダンスフロアではリズムが聞こえるようにし、テーブルでは声を張り上げなくても会話ができるようにします。スピーカーをダンスフロアに向けると効果的です。部屋全体がうるさいままでは、離れた場所に椅子を置いても会話スペースの代わりにはなりません。また、食べ物や飲み物を運ぶ動線が、踊っているペアの間を通らないようにしましょう。
音楽も、どんな参加を期待しているかを伝えます。よく知られたポップソングなら、その場で小さくステップを踏めますが、ワルツのリズムがはっきりした曲はペアダンスに誘う雰囲気があります。テンポの速い曲ばかりでは、ゆったり踊りたい人の選択肢が少なくなります。社交ダンスの曲を織り交ぜるなら、フォックストロット (Foxtrott) に適したテンポについての説明から、テンポとダンスの特徴が結びついていることがわかります。決まったスタイルのプログラムにする必要はありません。ダンスの時間は宴会の中のひとつの選択肢であり、レッスンでも披露でもありません。




