踊りやすさは録音によって決まる
ウィーンでの結婚式のワルツには、ウィンナ・ワルツ (Wiener Walzer) の伝統が音楽的な背景としてよく合います。その歴史的なレパートリーを形づくったのは、ヨーゼフ・ランナーとシュトラウス一家です。ヨハン・シュトラウス2世の「美しく青きドナウ」は1867年に初演されました。ただし、曲名が有名だからといって、特定の録音がどれほど踊りやすいかが分かるわけではありません。
コンサート録音は、一定のテンポで踊れるワルツの拍子がまだ始まっていない、長い前奏から始まることがあります。その後、テンポが遅れたり速くなったりする部分があり、一緒にタイミングを合わせるのが難しくなることもあります。だから、曲名だけでなく録音そのものを聴いて判断しましょう。伴奏に耳を傾け、「1、2、3」と繰り返し数えてみてください。ワルツの1小節には3拍ありますが、旋律は次の1拍目より前に始まることもあります。
ウィンナ・ワルツには、テンポの速い、流れるような回転の動きが合います。録音を大幅にゆっくりにすると、動きの感覚も変わります。原曲のテンポに合わせるのに足早なステップが必要なら、そのバージョンは今のふたりの構成には向いていません。練習ではまず、腕と脚を別々に練習するように、足の動きと腕の構えを分けてみましょう。そのあと、踊り始め、つなぎ、終わりを短いダンスメモに書き留めてください。この3つの目印は、長いステップリストよりも頼りになります。







