年齢層が決めるのは枠組みであり、技量ではない
ニュルンベルクで青少年向けのダンスレッスンを探していると、「ユースダンス」や「学生向けダンス」といった呼び方を目にする。こうした呼び方は、まず誰を対象としたレッスンなのかを示すものだ。特定のダンススタイルや、全員に共通するレベルがわかるわけではない。年齢の近い若者が集まるグループでも、それぞれのダンス経験は大きく異なることがある。
年齢による区分が役立つのは、主にグループの雰囲気を整えるためだ。言葉の選び方や音楽の例、課題を、似たような日常の経験に合わせられる。ただし、年下のティーンと年上のティーンで、動きを覚える速さが自動的に違うわけではない。身長や力、自信のある振る舞いも、ダンスの知識を測る確かな手がかりにはならない。
だから、よいレッスンでは全員で取り組む課題と、一人ひとりへのアドバイスを分けている。たとえば全員で同じリズムを練習しながら、個々の若者が体重移動や腕の動きを追加で練習できる。経験のある人は動きをより正確に行えるが、そのためにほかの人までいきなりステップを増やす必要はない。
自分の成長段階を理由に恥ずかしい思いをせずに学べるグループを選ぼう。そのためには、具体的なフィードバック、互いを尊重する姿勢、そして本人が望む場合に限った身体的な近さが大切だ。友達と一緒に参加したいという気持ちと同じくらい、自分自身の興味も大切にしよう。友達全員が通うからという理由だけで、青少年向けのレッスンを選ぶべきではない。









