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音楽理解6分

ガードダンスの行進曲:拍、フレーズ、テンポを理解する

執筆: Mary De Luca更新日:

要するに
  • 行進曲の拍子は、太鼓の連打やメロディーが速く聞こえても一定です。
  • 繰り返されるメロディーのまとまりや終わり方を手がかりにすれば、音楽のフレーズと、ただの8カウントを区別できます。
  • 練習に適したテンポなら、慌ただしいつなぎの動きを挟まずに、慣れた基本のステップを踊る時間を十分に取れます。
  • 競技用の音楽には、それぞれの規則で定められた条件が適用されます。すべての演奏会用行進曲の特徴が、そのまま適用されるわけではありません。

聞こえる拍から始めよう

udansaでは、一緒に練習する仲間が見つかります。同じ音源とおなじみの流れがあれば、聴くこととカウントに集中できます。

聞こえる拍から始めよう

カーニバルのように聞こえる曲でも、練習中に次へ進むのがいつも早すぎることがあります。注意して聴けば、音楽の構成にまだなじみがないのか、自分の振り付けにまだ十分な時間をかけられていないのかを見分けられます。

定義音楽のフレーズ

音楽のフレーズとは、メロディー、リズム、そして感じ取れる終わりによって、ひとまとまりとして認識される区間のこと。長さがあなたの8カウントと一致するとは限りません。

速い音の下でも拍は刻まれ続ける

行進曲では、複数のリズムの層が同時に聞こえることがよくあります。土台となる伴奏、短い太鼓の音、動きのあるメロディーです。おなじみのガルデの振付を踊るには、まず規則的な基本の拍をつかみましょう。それは数えるための均等な枠組みで、耳に入るすべての打音を足し合わせたものではありません。

伴奏が静かに続くなか、小太鼓がロールを奏でる場面を想像してみてください。ロールの一打ごとに一歩踏み出すと、急に走るような速さになってしまいます。そうではなく、それまで聞こえていた拍に合わせて数え続ければ、数と数の間隔は変わりません。メロディーの音が長く伸びても、この拍が止まることはありません。

アクセントを手がかりにすると、拍の枠組みのなかで位置をつかみやすくなります。2/4拍子では強い拍と弱い拍が交互に現れ、4/4拍子では四つの四分音符の拍で一小節をつくります。そのため、大きな音がする場所がいつも新しい一拍目とは限りません。シンバルのアクセントが別の拍にくることもあります。

ガルデダンス (Gardetanz) の音楽を数えるときは、目立つ楽器よりも、耳で聞こえる土台が大切です。短いドラムの休止で拍が聞き取りにくくなっても、メロディーや伴奏から拍を感じ取れることがあります。音が変わっても、流れが続いているのがわかります。

音で分かる曲の入りを記したメモは、録音時間だけよりも多くの手がかりになります。
音で分かる曲の入りを記したメモは、録音時間だけよりも多くの手がかりになります。

8カウントとメロディーのまとまりは、それぞれ役割が違う

8カウントは、動きの流れを把握しやすくするもの。一方、フレーズは音楽そのものを区切るもの。この2つが一致することもあるけれど、必ずそうなるとは限らない。簡単な聴き取りの例を見てみよう。1から8までを2回数える。最初の8カウントのあと、メロディーはまだ終わっていないように聞こえる。2回目のあとには、はっきりと落ち着いた終わりを迎える。この場合、2つの8カウントにわたる長い音楽のまとまりを追っていたことになる。

繰り返しがあると、パターンを見つけやすくなる。同じメロディーが再び現れたら、その始まりと終わりを見つけられる。ひと息つく箇所、伸ばされた終わりの音、応答するようなメロディーなどが手がかりになることもある。ただし、どれもそれだけで、進行中のカウントを最初から数え直す合図になるわけではない。

これは、典型的なマーチダンスのメドレーで特に大切。メロディーが変わると、大きく仕切り直すように感じることがあるけれど、規則的な伴奏は途切れずに続いている。一方、コンサートマーチでは、繰り返される部分や対照的なトリオが、曲の流れをつかむ手がかりになることがある。どちらの形式にも耳でわかる区切りがあるけれど、その境目が必ずしも同じとは限らない。

だから、使いやすいダンスの記録には、動きのカウントと、「繰り返されるメロディーの始まり」のような音楽上の目印の2つを書いておくと役立つ。そうすれば、カウントの新しい1と、新しいセクションの始まりを混同せずにすむ。

聴けばわかる違い

こうやって

  • ドラムロールの下にある一定の拍を数える
  • 動きの目安として8カウントを使う
  • 複数の8カウントにわたってメロディーを追う
  • 同じ拍の数え方でテンポ表示を比べる

これはNG

  • ドラムの音が鳴るたびに、新しいカウントとして数える
  • 8カウントごとに、音楽がリセットされると思う
  • メロディーが少し途切れるたびに、カウントをやめる
  • BPMの数字が2倍なら、自動的に速さも2倍だと思う

8カウントは動きを整えてくれるけれど、音楽がそこで本当にひとつのフレーズを締めくくっているかどうかは、耳を澄ませて初めてわかる。

udansa編集部

練習テンポは、慣れた振付で見極められる

テンポとは、基本の拍がどれくらいの速さで刻まれるかを表します。BPMは1分間の拍数です。単純な計算例として、120 BPMなら数えた拍と次の拍の間は0.5秒、100 BPMならもう少し長くなります。この数字はガルデタンツ(Gardetanz)のテンポの推奨値ではありません。少し変えるだけでも違いを感じることがある、その理由を示しているだけです。

慣れた基本の振付に合った練習テンポなら、決められた動きをカウントとカウントの間に収められます。何度も動きを取り戻そうとするのは、はっきりとしたサインです。前の動きを終えきる前に、音楽が次のカウントに進んでしまいます。その場合、拍を正しく聞き取れていても、その音源はその振付と今のレベルには速すぎます。

ただし、曲を遅くすればすべての問題が解決するわけではありません。同時に新しい腕の動きを加えると、課題そのものが変わります。腕と脚を連動させることは、テンポの判断とは別のテーマです。テンポを見極めるときは、すでに慣れている振付を変えずに練習しましょう。

大会のテンポと練習のテンポは、目的が異なります。大会での演技では、連盟や種目によって拍子や音楽の構成に規定が設けられていることがあります。すべてのガーデに共通するBPMの数値があるわけではありません。練習の目安としては、まず拍が聞き取りやすく、自分の振付を踊る時間が十分にある、2拍子系の行進曲を使えば十分です。

二つの音楽形式、二つの聴き方

演奏会用行進曲

独自の形式を持つ一曲

音楽の展開がそれ自体で完結する

演奏会用行進曲には、序奏、繰り返される楽節、対照的なトリオの部分が含まれることがあります。さまざまな楽節の区切りを追えるので、聴くときの参考になります。あなたのガード演技のために特別に作られた曲でなくても、区切りをたどることができます。

競技用メドレー

一つの録音に複数の旋律

ダンス音楽の中での切り替わり

マーチダンス (Marschtanz) 用に構成されたメドレーでは、複数の旋律がつながっています。曲のテンポが続く中で、新しい曲が始まる様子を聴き取れます。こうした録音は、コンサートマーチを一曲踊る場合とは異なる練習になります。

よくある質問

  1. いいえ、マーチ音楽はたとえば2/4拍子や4/4拍子です。6/8拍子のマーチもあります。ガルデマーチダンス (Gardemarschtanz) では、二拍子系の音源が一般的です。ただし、音楽上の分類だけで大会に適した曲だとは限りません。大会では、それぞれのルールが基準になります。